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<薬害肝炎>フィブリノゲン、危険警告後も250人投与

2008-02-18
 薬害C型肝炎の原因になった血液製剤フィブリノゲンが、厚生省(当時)の指示で感染の危険があるとの警告が出された88年6月以降も、少なくとも250人以上に投与されていたことが、厚生労働省の調査で分かった。国が危険性を認識し、製薬会社が自主回収を始めた後にも、相当数の薬害被害者が出た可能性を示すもので、被害者側は「対応の不徹底が感染拡大を招いた」と批判している。

 フィブリノゲンは87年3月に青森県で発生した肝炎集団感染で危険性が一般に広まり、88年6月に旧ミドリ十字(現・田辺三菱製薬)が緊急安全性情報を医療機関に配布して大半を回収した。しかし、使用が先天性疾病に限定されたのはさらに10年後で、その間、未回収のまま医療機関に残っていたフィブリノゲンの使用実態は国も製薬会社も把握していなかった。

 厚労省が投与者の実態を把握するため、昨年11〜12月、約6600のフィブリノゲン納入医療機関に使用状況を聞いたところ、投与時期が分かったのは8711例あり、うち266例が89〜94年だった。88年投与の1100例の中にも、緊急安全性情報配布後のケースが交じっている。田辺三菱の推計では、フィブリノゲン投与者は8700人の30倍以上の約28万人で、88年6月以降も数千〜1万人以上に投与された可能性が高い。

 この時期の感染は、薬害肝炎訴訟では原告がほとんどおらず大きな争点にならなかった。88年10月の感染者がいた東京訴訟の地裁判決(07年3月)は、緊急安全性情報で指示・警告義務を果たしたとして国を免責したが、実際は被害者がその後も増加していたことになる...

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(引用 yahooニュース)


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